サブスク経費が増えた会社の整理術:申請を楽にする登録ルール

サブスク経費が増えた会社の整理術:申請を楽にする登録ルール

サブスク(SaaS等)の経費が増えて精算が荒れる時の整理術を解説。名義・支払い方法・請求書の取り方、申請を楽にする登録ルール、差し戻しを減らす運用の型をまとめます。

サブスク経費が増えた会社の整理術:申請を楽にする登録ルール

サブスクって、増える時は静かに増えます
最初は1〜2個。気づくと部署ごとに契約が増えて、請求が分散して、誰の支出か分からなくなる。
そして締め前に「これ何の請求?」が始まって、差し戻しが増える。
ここは、契約の持ち方と、申請の出し方を“登録ルール”で揃えると落ち着きます。

サブスク経費が荒れる3つの原因

サブスクが荒れる原因は、だいたい「誰が」「何のために」「どこから払ってるか」がズレることです。
ここがズレると、承認側は確認が増えて、申請側は後回しになりやすいです。
  1. 名義がバラバラ(個人名義・会社名義が混在)
  2. 支払い方法がバラバラ(個人カード・法人カード・請求書払いが混在)
  3. 証憑の取り方がバラバラ(Invoiceが取れる人と取れない人がいる)

ルールを強くしても改善しにくい理由

逆効果①:申請に必須項目を増やしすぎる
サブスクは継続支払いなので、毎回の入力が重いと「後でやる」が増えます。
後回しが増えるほど、締め前にまとめ出し→不備→差し戻し、が起きやすいです。
逆効果②:証憑が取れない人を“本人責任”にする
管理画面の権限がない、請求先メールが共有されてない、など構造の問題が多いです。
個人の頑張りに寄せると、運用がバラけます。

結論:登録ルールは「名義・支払い・証憑」で固定

結論:サブスクは“登録”の時点で勝負が決まることが多いです。
登録ルールとして、名義/支払い方法/証憑の取り方を固定すると、申請が一気に楽になります。
最低限決めたい3つ
  • 契約名義:会社名義を原則にする(できない時の例外も決める)
  • 支払い方法:法人カード or 請求書払いに寄せる
  • 証憑:Invoice/Receiptを月次で取る担当(権限)を決める
中盤の近道:サブスクは“会計連携”まで見ておくと戻りにくい
サブスクは毎月繰り返しなので、連携が弱いと手作業がずっと残ります。証憑・承認・会計連携まで含めて整えると、翌月からラクになります。
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登録ルールのテンプレ(表)

項目 ルール案(基本) 例外(出口)
名義 会社名義を原則 個人名義しか不可の場合は、用途・利用者・期間を固定登録
支払い 法人カード or 請求書払い 個人カードの場合は、立替精算の頻度(毎月/四半期)を決める
証憑取得 Invoice/Receiptを月次で取得 取得権限がない場合は、権限付与 or 取得担当を決める
申請の書き方 用途は1行テンプレ 新規導入・増席は申請理由(誰が/何のため)を追加
サブスクは「毎回の申請」を頑張るより、登録の型を揃える方が効きます。

今日やること(Step1〜3)

Step1:サブスク一覧を「名義」「支払い」で分ける
混在している所が、差し戻しの発生源になりやすいです。
Step2:証憑(Invoice/Receipt)の取得担当を決める
権限と担当が決まると、探す時間が減ります。
Step3:用途メモを1行テンプレにする
「業務利用(◯◯チーム)」「顧客対応(◯◯用途)」など短く揃えます。

質問と回答

Q. 個人名義のサブスクは全部やめるべき?
A. 理想は会社名義ですが、現実には難しいものもあります。だからこそ「例外の出口」を決めて、用途・利用者・期間が説明できる形に揃えるのが現実的です。
Q. 申請を毎月させるのがしんどい…
A. 申請頻度を減らす(四半期ごと等)か、定期支払の扱いを決めるのが良いです。会計側の処理とセットで決めると戻りにくいです。
最後に:サブスクは“登録ルール”が整うと、申請が勝手に軽くなります
毎月のストレスを減らしたいなら、まず名義・支払い・証憑の3点を揃えるのが近道です。
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