交通費って、領収書が出ない場面が多いですよね
交通系ICは便利なんですが、精算となると「履歴だけで通るの?」「証憑は何が必要?」で迷いがち。
結論から言うと、履歴だけで通る会社もあれば、追加の補足が必要な会社もあります。大事なのは、現場が毎回迷わないように“揃える型”を決めておくことです。
交通系ICの履歴で「通る/通りにくい」が分かれる理由
交通費精算は「領収書が必要か」より、会社として説明できる形になっているかが見られます。
交通系ICは領収書が出ないことが多いので、代わりに何で説明するかを決める必要があります。
通りやすさを左右するのは、だいたいこの3点です
- 利用日が分かる(いつ乗ったか)
- 区間が分かる(どこからどこへ)
- 業務の目的が分かる(何の用事で移動したか)
履歴が「金額だけ」になっていると、目的が見えず、承認側は慎重になります。
よくある勘違い(ここで差し戻しが増える)
勘違い①:履歴のスクショがあれば十分
スクショは便利ですが、区間や目的が弱いと差し戻しが出やすいです。
特に、同じ金額が並ぶ路線だと、承認側は「どの移動?」となります。
勘違い②:交通費は少額だから雑でいい
少額だからこそ件数が増えます。件数が多いと、承認側は「判断を早くしたい」。
そこで説明が弱いと差し戻しが増えるんです。雑にしたいなら、逆に型を作って短く書くのが近道です。
結論:必要なのは「履歴+説明できる1行」
交通系ICで迷いを減らす結論はシンプルで、履歴(利用日・区間)+目的の1行です。
領収書がない前提だからこそ、申請メモの型が効きます。
目的の1行テンプレ(そのまま使えます)
- 取引先訪問:「◯◯社 訪問(打合せ)」
- 現場対応:「◯◯現場 立会い(点検)」
- 社内移動:「支店間移動(会議)」
- 採用:「面接対応(会場移動)」
ポイントは長文にしないこと。誰(相手)/何(目的)のどちらかが入っていれば通りやすいです。
中盤の近道:交通費が毎月荒れるなら、入力と承認の導線をまとめて見直す
代替証憑の揃え方(ケース別表)
| ケース |
最低限あると安心 |
補足(差し戻し防止) |
| ICの履歴が取れる(利用日・区間あり) |
履歴(印刷/アプリ表示) |
目的1行(取引先/案件名など) |
| 履歴が金額中心で区間が弱い |
履歴スクショ |
区間(◯◯→◯◯)をメモで追記 |
| モバイルICで履歴が見せにくい |
アプリの利用明細画面 |
月次でまとめてPDF/CSV化できるなら推奨 |
| 現金払いが混ざる |
経路/金額の根拠(経路検索の結果など) |
理由(IC不可・急ぎ等)を1行 |
ルールは「領収書がない=NG」ではなく、代わりに何で説明するかを決めると安定します。
今日やること(Step1〜3)
Step1:差し戻しが多い交通費のパターンを3つ拾う
区間が不明/目的が不明/現金混在。だいたいこのあたりに寄ります。
Step2:目的メモを「1行テンプレ」で統一する
長く書かせるより、短く揃えた方が通りやすいです。
Step3:履歴の出し方(スクショ/CSV/PDF)を1つに決める
同じ型で出るだけで、承認側の判断が早くなります。
質問と回答
Q. 履歴だけで必ず通るルールにできますか?
A. できます。ただし「目的が見えない移動」が増えると不安が残ります。履歴だけにするなら、目的の1行メモをセットにするのがおすすめです。
Q. 定期券区間の扱いはどうすれば?
A. 会社のルール次第ですが、「定期区間外だけ申請」「業務利用が多いなら手当扱い」など分岐を決めると揉めにくいです。まずは現状の不満が出る所から整えるのが早いです。
最後に:交通費は“件数が多いからこそ”型が効きます
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