領収書の「但し書き」が弱い時どうする?通る書き方とNG例

領収書の「但し書き」が弱い時どうする?通る書き方とNG例

領収書の但し書きが「品代」「お品代」など曖昧だと差し戻しが増えがち。通しやすい書き方の型、店に頼むコツ、会議費・交際費で揉めやすいNG例を整理します。

領収書の「但し書き」が弱い時どうする?通る書き方とNG例

但し書きが弱い領収書、地味に多いですよね
「品代」「お品代」「代金として」…これ、申請者は悪気がないのに、承認側は不安になります。
でも対策は難しくなくて、“用途が1行で伝わる形”に寄せるだけで、差し戻しが減ります。

但し書きが弱いと何が困る?

但し書きが弱いと、承認側は「私用では?」が気になります。
だから差し戻しが増える。問題は“字面”より説明の不足です。
揉めやすいのはこの2つ
  • 会議費:誰と何の会議?が薄いと通りにくい
  • 交際費:相手・目的が曖昧だと慎重になる

「細かく書け」で失敗する理由

逆効果①:全部の領収書に細かい説明を求める
申請が重くなると、後回しが増えます。結果、締め前にまとめ出し→不備→差し戻し、が起きやすいです。
逆効果②:但し書きが弱い=全部NGにする
これをやると、現場は「店に言えない」「言っても直らない」ケースで止まります。
大事なのは、但し書きだけで決めず、申請メモで補う出口を作ることです。

通る但し書きの型(1行テンプレ)

結論:但し書きは「用途+相手(または場所)+業務の文脈」が1行で伝われば十分です。
店で直せるなら直す、難しいなら申請側のメモで補うが現実的です。
テンプレ(そのまま使える)
  • 会議費:「◯◯案件の打合せ(◯◯社)飲食代」
  • 交際費:「取引先(◯◯社)との情報交換」
  • 出張:「◯◯出張の交通費(区間◯◯→◯◯)」
  • 備品:「業務備品(品目:◯◯)」
中盤の近道:但し書きが弱い領収書が多い会社は“入力の出口”が必要
店側の領収書フォーマットは変えにくいので、申請側で補える設計にすると早いです。
証憑・メモ・承認が整うやり方を確認する

NG例→OK例(表)

NG(曖昧) なぜ不安? OK(通しやすい)
品代 何に使ったか分からない 業務備品(マウス・ケーブル)
お品代 私用にも見える ◯◯案件の打合せ 飲食代(◯◯社)
代金として 用途がゼロ 来客用手土産(取引先訪問)
飲食代 会議費か交際費か不明 社内会議(◯◯PJ)飲食代
ポイントは“細かさ”じゃなく、業務の文脈が伝わるかです。

今日やること(Step1〜3)

Step1:差し戻しが多い但し書きTOP3を集める
品代/お品代/飲食代、あたりが多いです。
Step2:OK例を5つだけ用意して共有する
全部のケースを作るより、頻出5つで十分効きます。
Step3:店で直せない時の“申請メモの型”を決める
誰と/目的/案件、のどれかを1行で足すだけで通りやすくなります。

質問と回答

Q. 店に但し書き変更を頼むのが気まずい…
A. 「会社の経費で、用途を入れないと通らなくて…」と一言添えると通りやすいです。難しい場合は申請メモで補える形にしておくのが現実的です。
Q. 飲食は全部交際費にすればいい?
A. ルールとして統一するのはアリですが、現場の納得が必要です。会議費・交際費の線引きを“例”で示す方が運用は安定します。
最後に:但し書きは、揉める前に“型”で減らす
差し戻しが続くなら、店の領収書を変えるより、申請側の補足が楽な形に寄せる方が早いです。
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