法人カードの明細と精算が合わない:突合の順番を固定する

法人カードの明細と精算が合わない:突合の順番を固定する

法人カード明細と経費精算が合わない原因を整理。反映遅れ・利用者特定・二重計上・取消などのパターン別に、突合の順番と運用ルールの作り方をまとめます。

法人カードの明細と精算が合わない:突合の順番を固定する

法人カード、便利なんですが…「合わない」時に一気に時間が吸われます
明細の店名が違う、金額が微妙に違う、同じ明細が二重に見える、誰が使ったか分からない。
これ、原因はいくつかの型に分かれます。だから、対処も順番さえ固定すれば、毎回の迷いが減ります。

「合わない」原因はだいたい5パターン

法人カードの突合は、原因が分かれば速いです。
まずはどの型かを見分けると、確認が一気に短くなります。
  1. 反映遅れ:利用日は今月、明細反映は来月など
  2. 店名のズレ:実店舗名と決済会社名が違う
  3. 金額のズレ:事前承認/チップ/取消・再決済など
  4. 利用者の不明:共有カード・代理購入で誰の支出か不明
  5. 二重計上:精算にも入ってる、会計にも入ってる、など

やりがちな突合ミス(混乱が増える)

ミス①:いきなり店名で探し始める
明細の店名はズレやすいです。まずは日付と金額の近さから当たりを付けた方が早いです。
ミス②:締め日にまとめて突合する
まとめると件数が多くなって、判断が雑になりがちです。
法人カードは、週次で軽く突合した方が、結果的にラクになります。

結論:突合は“この順番”で固定

結論:突合は「反映(時期)→金額→利用者→店名」の順番で見ると速いです。
店名は最後。ここを固定すると、毎回の迷いが減ります。
突合の順番(テンプレ)
  1. 時期:利用日と明細反映月がズレていないか
  2. 金額:近い金額があるか(取消・再決済の可能性)
  3. 利用者:誰が使ったか(共有カードなら特定ルール)
  4. 店名:最後に一致/ズレを確認(決済会社名の可能性)
中盤の近道:法人カードが多い会社は“利用者特定”を先に整える
合わない原因の大半が「誰が使ったか分からない」に寄る会社もあります。
カードの持たせ方、申請メモ、通知の設計まで整えると突合が一気に軽くなります。
法人カード運用が整う選び方を確認する

パターン別:確認ポイント(表)

パターン 見分け方 まず確認 対処の型
反映遅れ 利用日は今月、明細が翌月に出る 締め日・請求締めの関係 突合は“利用日ベース”でメモを残す
店名のズレ 見覚えのない店名が出る 決済代行会社名の可能性 申請側に「実店舗名」をメモさせる
金額のズレ 近い金額が複数ある 取消/再決済、事前承認 確定金額で再突合、取消はメモで紐付け
利用者不明 共有カード・代理購入が多い カード保有者/利用記録 利用者特定ルール(必須メモ)を固定
二重計上 精算にも会計にも入ってる 自動連携の設定 どこを正にするか(精算/明細)を決める
表の通り、店名に飛びつくより先に反映(時期)と金額を見た方が、早く一致します。

今日やること(Step1〜3)

Step1:「合わない」事例を5件だけ集めて型に分類する
反映遅れ/店名ズレ/金額ズレ/利用者不明/二重計上。どれが多いかで対策が決まります。
Step2:突合の順番を「反映→金額→利用者→店名」で統一する
見る順番が揃うと、判断も揃います。
Step3:利用者特定の必須メモを1行で決める
「誰が」「何のために」を短く。共有カードほどここが効きます。

質問と回答

Q. 共有カードをやめれば解決しますか?
A. 減ります。ただ、現場の事情で共有が必要なこともあります。その場合は「利用者特定メモ」「利用目的テンプレ」を固定すると、突合がかなり楽になります。
Q. 明細の店名が知らない会社名で怖い
A. 決済代行会社名で出ているだけのことがよくあります。まずは利用日・金額の近さで当たりを付けて、最後に店名のズレを確認すると見つけやすいです。
最後に:突合は“慣れ”じゃなく“順番”で速くなります
反映→金額→利用者→店名。この順番を固定するだけで、迷いが減るはずです。
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